その昔,ナイル川の岸辺で神々が会食していると,突然頭が100もある怪物デュポンが現れました。神々はこれにおどろき,様々な動物の姿に身を変えて逃げていきました。その中の一人,牧神パン(もともとやぎの耳と足をしていました)はあわてて川に飛び込んだのですが,水につかった後ろ足が魚の尾に変わってしまいました。これを見た大神ゼウスは,牧神パンをそのままの姿で空に上げ,やぎ座としたそうです。
華やかな射手座が西に傾く頃、南の空には、秋の星座のトップを切ってやぎ座が登場します。
暗い星々が逆算角形に並んで淋しそうに輝き、その中には星が無いかのように、ぽっかりと
穴があいているように見えます。
ギリシャの哲学者達は、この逆算角形を「神々の門」と呼びました。死者の魂が天国に昇る
時にくぐる門だと考えたらしいのです。やぎ座は黄道12星座の10番目の星座で、プトレマ
イオスの48星座のひとつでもあります。
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