ペダン星人が作ったスーパーロボット。10万トン級以上の船を簡単に持ち上げる強靭な腕力を誇り、額から破壊光線を出す。ウルトラセブンのあらゆる攻撃にもびくともしない頑強な金属を使用し、さらにバリアー能力もある。体は4つに分離することができ、各パーツが飛行・潜水可能で空中や海底を移動する。動きが鈍く、体を倒されると自力で起き上がることが出来ない。
チャリティー ギアチェ ハンドカ ブートニア あらいそ ソフロニ 潮風の迷子 さらべつ マーキ キャンディ ジェット シャドウ ギガビット 花御所 クロサス インス 氷の炎 ブラフ バーター オサォー ヤッケ テール ファウスト サマー シンジュ ユーディ リニア サーチワキ ケース かしど トロンビン シービー ヨモギ サーチャ ビブラ オータム ギニア ダイス フリー プレカリ ノンポリ テトロン マハー あぜみち しゃりき マッスル プロビジ ビュライト ロードシ カの風
「グワァシ…… グワァシ……」と聞こえる作動音を立て、その周囲には「ワン・トゥ・スリー・フォー」という数を数えるような電子音を響き渡らせる。
ペダン星人の指令により、国際会議に向っていた科学者を乗せていた原子力潜水艦アーサー号を分離状態で破壊し、その後六甲山の防衛センターに出現した。防衛センターの砲撃にも全くダメージを負わず、駆けつけたウルトラセブンと交戦、アイスラッガーやエメリウム光線を浴びるがほとんどダメージはなく、一時はセブンを失神状態に追い込むが、体を倒されたため、再び分離して逃げ去った。ペダン星人が人質の科学者ドロシー・アンダーソンを(記憶操作処理の後で)解放した直後、神戸港に出現して船舶や港の建物を破壊し、セブンと再び交戦した。セブンやウルトラ警備隊を相手に暴れ回るが、その間に記憶が奇跡的に戻ったドロシーの協力によって開発された「ライトンR30爆弾」を受け大破して神戸港の海底に沈んだ。
スーツアクター:中村晴吉
初期の構想では、無数の部品が飛来して訳の分からないうちに合体して巨大ロボットになるという物だったが、当時の特撮技術では表現が困難だったためにこうした形態となった。名前の由来については脚本の金城(きんじょう)哲夫の名を採ったというものと、金城の父のあだ名から採ったというものの二つの説がある。いずれにしろ、「金城」の姓から採られた名前であることはほぼ間違いない。パチンコ機種の「CRぱちんこウルトラセブン」においても人気キャラクターであるが、その方面でもインターネット掲示板等での愛称はやはり「金城」である(その為、後の作品に登場したキングジョーブラックは金城黒の愛称で呼ばれる事が多い)。『ウルトラファイト』での表記は「キングジョオ」であった。
この話が放送された時点では「キングジョー」の名称は存在せず、本編では「ペダン星人のロボット」と呼ばれていた。ソフトビニール人形発売に際し、名前が無いのはまずいということで、「キングジョー」と命名された。
キングジョーに襲われる六甲防衛センターの全景は国立京都国際会館が、近景ロケは芦屋市役所が使われている。
それまでの怪獣はどこか有機的な生命体を想像させるものであったが、このキングジョーは完全に無機質な金属ロボット、二話連続の特番のため登場時のインパクトはかなりのものであった。4つに分離して飛行する形態はシュールで奇怪。それまで怪獣・宇宙人に対してほぼ無敵を誇っていたウルトラセブンが、初めて大苦戦した強敵でもあった(結局、自力では勝利していない)。強さや優れたメカデザインのためセブン中の怪獣では非常に人気が高く、その後もウルトラ史上最強のロボット怪獣として何度もリメイクされる事になる。
また、セブンはこれ以降もアイアンロックスやクレージーゴンなどロボット系の怪獣に苦戦する場面が見られたため、ファンの間では「セブンはロボットに弱い」というジンクスがささやかれたこともあった。
別名:宇宙ロボット
身長:50メートル
体重:4万9千トン
かつてペダン星人に操られ、30年以上前に倒されたキングジョーを新甲南重工が神戸港の海底から引き上げ、ペダン星のテクノロジーを解析して復元・改修したもの。対侵略者用に量産する計画があった。平和目的のスーパーロボットとして利用するために復活したがラハカムストーンの影響で暴走し、結局再びウルトラセブンと戦った。以前と同様に、ウルトラセブンのあらゆる必殺技をはじき返し、セブンをピンチに追い込んだが、かつてガッツ星人を破ったウルトラノック戦法の応用で、アイスラッガーで30年前にライトンR30爆弾で傷を負った箇所を何度も集中的に攻撃されて破壊された(アイスラッガーはその衝撃のために先端が少し欠けてしまった)。以前と同様、4つのパーツに分離することも可能で、改造により分離・合体のスピードが以前とは比べ物にならないくらい早く、セブンを幻惑、それでセブンの放ったワイドショットを回避するという荒技も披露してみせた。なお、武器も目の部分から放つ破壊光線で、威力はかつてと同程度である。作動音は以前と少し違い「バトル、バトル」と聞こえる。
『ウルトラマンマックス』に登場するキングジョー
特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第14話「恋するキングジョー」に登場。
別名:侵略ロボット
身長:2?56メートル
体重:75キログラム?5万トン
今回はゼットン星人に操られた。4つに分離するのは変わらないが、頭部、胸部、右足、左足に分離する。原子レベルまでの分解・再構築が可能な金属「ゼットンニウム」で造られているため、縮小も可能。ゼットンの地球侵入を支援するため DASH の監視衛星を分離状態で破壊し地球に侵入、町工場で開発されたラジコン操縦ロボットを装っていたが、名前・構造から DASHに目をつけられたため、巨大化した。そして分離状態のままの4機編隊で超高速飛行、コバたちのダッシュバード2・ダッシュマザーと空戦を展開してこれを一蹴。さらにウルトラマンマックスとの戦闘中にも分離合体を巧みに使ってかく乱、ゼットン星人に操られた女性・夏海が操縦していたこともあり、マックスを苦戦させた。しかし正気を取り戻した夏海が脱出すると、搭乗型の悲しさか動きが鈍くなり形勢は逆転、マクシウムカノンで破壊された。
スーツアクターは永田朋裕
分離形態のデザインは板野一郎。
『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョー
てれびくんとテレビマガジンでの雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。
てれびくん版
宇宙を調査していたウルトラセブンとウルトラマンヒカリの前に大群で現れて襲い掛かる。二人を苦戦させるが、最後はワイドショットとナイトシュートの同時発射攻撃で全滅した。内山まもるの漫画『戦え!ウルトラ兄弟』の単行本書き下ろしには、キングジョーブラックも登場。ウルトラマンヒカリとウルトラセブンのステップショット戦法を受けて一撃で粉砕された。
記事中ではバンダイから発売された超合金魂版キングジョーを使用。
テレビマガジン版
まずヤプールによって手足にレーザー砲を付けられたスーパーキングジョーとなって出現。ウルトラマンとセブンを攻撃するが、二人の救援に駆けつけたウルトラマンメビウスの光線でレーザー砲を破壊されて一旦退却する。その後、強化改造されたキングジョーブラック(容姿は『大怪獣バトル』のキングジョーブラックと同じだが、巨大なレーザー砲を抱えている)となって再び現れるが、最後はバーニングブレイブとなったのメビウスのメビュームバーストを受けて大爆発した。また、氷の惑星ではエンディール星人によって7体のキングジョーブラックが送り込まれ、ゾフィー、ジャック、A、タロウを苦戦させていたが、そこにウルトラマン、セブン、メビウスが合流し、7人揃ったウルトラ兄弟達の必殺技で全滅させられた。
記事中ではスーパーキングジョー、キングジョーブラック共にCGで表現されていた。
ウルフェス2007ライブステージ版
キングジョーブラックが登場。エンペラ星人復活の為にウルトラ兄弟を倒そうとするジオルゴンとエンディール星人に操られる。セブンとタロウの合体光線にも耐えるなど、かなりの強さ、防御力を誇る。最後はエネルギーが完全に充電されていない隙を突かれてアイスラッガーで敗北し、二大幹部の命令による自爆でアークボガールを復活させた。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するキングジョーブラック
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第9話「ペンドラゴン浮上せず!」、第10話「予期せぬ再会」、第12話「レイブラッド」、第13話「惑星脱出」に登場。
別名:宇宙ロボット
身長:55メートル
体重:5万トン
かつてペダン星人が地球に送り込んだキングジョーの強化タイプ。黒く塗られたステルス仕様のボディ(と言う設定ではあるが、劇中では何故かレーダーに映っている。)となっており、右腕には「ペダニウムランチャー」という銃が装着されている。主に弾丸を乱射する攻撃を必殺技とし、周囲にいる生物を殲滅するまで攻撃をやめない。第9話から顔見せ的に分離形態で登場し、怪獣達の戦いに乱入。アングロス、グロマイト、サラマンドラ、ルナチクスなどを次々に葬り去る。第10話でついに合体した姿で登場。レイの主力怪獣3体(ゴモラ、リトラ(S)、エレキング)をまとめて圧倒するなど、驚異的な強さを見せつけた。
その後惑星ボリスに接近するZAP SPACYの救援艦隊を殲滅し、レイとケイトの戦いに乱入してゼットンと交戦、互角の勝負を繰り広げていたところにEXゴモラの乱入を受け、尻尾による串刺し攻撃を受けて敗れる。それでも機能停止には陥っておらず、惑星ボリスから脱出しようとするペンドラゴンを襲撃したが、復活したウルトラマンの八つ裂き光輪で腕を切断されてウルトラマンと共に人工太陽の大爆発の中に消えた。
劇中、何の目的で送り込まれたのかは明確には語られなかったが、「大怪獣バトル ULTRA MONSTERS」のカードによれば「レイブラッド星人の後継者覚醒を阻止する為に送り込まれた」とされ、続編である『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』にて未来のペダン星人がレイオニクス抹殺のために送り込んだことが明かされた。
第13話ではケイトからペダン星の暴走ロボットと呼ばれている。
ちなみに、命名者はクマノである。
着ぐるみは、『ウルトラマンマックス』で使用されたキングジョーの着ぐるみを改造した物と思われる。
ゲーム作品オリジナルのキャラの中で、初めて映像作品に登場した怪獣でもある。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するキングジョーブラック
特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第10話「新たな戦いの地平で」に登場。
別名:宇宙ロボット
身長:55メートル
体重:5万トン
前作にも登場したキングジョーの強化タイプ。ペダン星人がレイオニクス抹殺の為に量産して送り込んでいる。
ダイルが操るキングジョーブラックはレイのゴモラと対決。前作のEXゴモラとの戦いで送られたデータを元にパワーアップしていたが、暴走することなく力を発揮できるようになったレイオニッニクバーストのゴモラには全く歯が立たず、超振動波を受けて機能停止した。他のレイオニクスハンター部隊のペダン星人がグランデを抹殺するために送り込んだ機体も登場したが、こちらはグランデのレッドキングに圧倒され、強烈な飛び蹴りで敢え無く倒された。
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するキングジョー
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第8話「暗殺宇宙人ナックル星人」に登場。
やはりペダン星人の操るロボットとして登場。ナックル星人の襲来を受けて墜落したペダン星人の円盤から逃げ出した主人公とピグモンを発見し、襲い掛かるがバトルナイザーの怪獣により破壊された。
ポリゴンは『ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ』の流用。
ングジョーブラック
『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第7話「宇宙の黒い影」に登場。
本ゲームオリジナルキャラクター。キングジョーの強化型で名前の指すとおりの黒いボディと、右腕に新たに備え付けられた銃、「ペダニウムランチャー」が特徴。バトルナイザーを狙うペダン星人がバキシムを倒した主人公とピグモンの前に送り込んだ新型兵器。キングジョー以上に硬い装甲を持っており、それはバトルナイザーの怪獣に倒されても破壊されるに至らない程。ペダニウムハリケーンで主人公達を攻撃した後、彼らをペダン星人の円盤に連行した。
無論、ソフビ人形化されたが、最初はウルフェス限定品で、後に左腕を新造、塗装を追加したものが一般販売された。